来るときが来たと思った・・・
子供を寮に送ろうと、荷物を車に載せていると、
上の子の大きな声・・・
「婆ちゃんが転けた!」
2年前に、左右両側同時に硬膜内出血をやっており、
転んだりして頭を打つと、再発して命取りになりかねない。
バタバタと家に駆け込んでみると、
トイレの入り口でひっくり返っていた・・・。
転けたのではなく、何らかの理由で意識を失って倒れたのだった。
すぐに意識は戻ったが、
「急に目が見えなくなってわからなくなった・・・」
と訴えながらも、吐き気がするといって、アクビを連発・・・。
アクビの連発は、脳が酸欠になっている証拠。
「再発するかも知れない」とは言われていたので、
とうとう来るときが来たかとまさに思った。
嘔吐しても大丈夫なように準備をし、横にして休ませること約30分。
冷や汗をたらたらかきながらも、意識はしっかりし始め、
やはり何度か嘔吐したものの、「もう大丈夫!もう大丈夫!」と・・・
病院に行きたくないものだらか、具合が悪くなったときは、つもこう言う。
しかし今回は、孫の説得でしぶしぶその場で病院に行くことを了承。
すぐに病院に連れて行くことができた。
幸い、頭の異常はいつもと変わらず、
すぐにどうこう言うことはないとのこと。
点滴をしてひとまず、様子を見ることになった。
当分目が離せない状況なので、
妹と連携をとることにしなければならない。
老いの現実は、確実に色々な面で様々なことを突きつけてくる。
明日は我が身・・・。
とにかくできるだけ周囲に迷惑をかけないですむようにしないといけない。
あらためて強くそう思った出来事。