四苦(四天使)
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「生老病死」
○生・・・生まれること、
○老・・・老いること、
○病・・・病むこと、
○死・・・死ぬこと
の四つの苦。人生における免れない四つの苦悩のこと。
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親戚の法事の時に、お坊さんの講話で聞いた記憶があります。
仏教における苦の分類ですが、
苦とは、「苦しみ」のことではなく「思うようにならない」ことを意味するらしいです。
親父が逝って、もう8年が経とうとしていのですが、
ここの所、年を追う毎に・・・というより、もっと速いペースで、
お袋が弱ってきている感があります。
歳が歳だけに仕方がないのですが・・・。
ここの所、とりわけ調子が悪いのに、元々病院嫌いな故、
全く病院にかかろうとしません。
3年前には、盲腸炎による腹痛を腸が破れるまで我慢し、一月入院。
半世紀近く病気らしい病気もしませんでしたが、
更にそれから一年後には頭を大怪我し、その一ヶ月後に、
外傷性の(急性に近い)慢性硬膜内出血で、また入院。
これも、足取りがおかしいので、無理に病院に連れて行って発覚。
我慢するにも程がある・・・と怒ったら、
「次からは我慢せずに病院にすぐいく」と約束をしたものの、
やはり我慢している模様・・・。
生老と死の苦は仕方なく、万人にそれほど差はないように思いますが、
病の苦は人によっては大きな差があるように感じます。
確かに、思うようにならないとはいうものの、
早め早めに対処すれば、ある程度のコントロールはできそうな気がします。
これは自分にも言い聞かせたいことです。