命日に訃報・・・(-_-)

親父が鬼籍に入り、丸１０年になる今日、同級生が亡くなったと連絡が入った。

地元も一緒で、保育園・小学校・中学校・高校が同じだったんだけど、

小さい頃から口数の少なく物静かで、周囲が騒いでいるのを、

ニコニコしながら見ていたような女の子だったので、あまりしゃべった記憶もない。

ただ、スポーツは万能で、勉強もまあできた方かな・・・。

中学校と高校では同じクラスになったことがないのと、

全くつながりというか付き合いもなかったので、卒業後のことも全く知らなかった。

ただ、５～６年前の中学校の同窓会で久しぶりに会った彼女の変貌ぶりには、

同級生のなかでは、かなり驚いた人も多かったはずで、私もびっくりで、

見た目も動作も全く別人のようになっていたことが、強く印象に残っている。

服装は派手で、化粧のせいもあったのかもしれないが、

何より顔つきが他の人に名前を教えてもらわないと判らない位に、

きつい人相に変わっていた。

関東の方で、デザイン系の仕事をやっていると言ってたが、

苦労してるんだろうな・・・なんて想像していたんだけど、

近くでチェーンスモーカーと言ってもいい位に次から次へと煙草を吸うので、

「似合わんし、そんなに吸ったら流石に体に悪いやろ、やめるかせめて減らしたら？」

って要らぬお世話をしてしまい、「そうやね～」っていなされたことも印象深い。

数年前から癌で闘病中だったらしい・・・。

夜のウォーキングの道すがらに、彼女の実家があるんだけど、

こればかりは仕方がないんだが逆縁は一番の親不孝。

子供はいなかったらしいが、やはりご両親が一番気の毒だな・・・。

只々、ご冥福をお祈りするしかありません。

連絡をくれた友人とも話したのだけれど、

まだまだ若いと思うことも大切だけど、こんなことも今後増えていくんだろうな・・・。

ざっくり同級生が約２００人、平均寿命まで３０年とすると

平均で１年に６～７人程度、逝くことになる。

勿論、後半になればなるほど多くなっていくんだろうけど、

自分の番が何時来るかわからないことを考えると、

やはり結論は、これかな。

「やりたいことがあるならすぐにでもやるべき！」

先に逝ってしまった人々が教えて（考えさせて）くれたことを

無駄にしないようにすることも供養の一つになると思う。

ここ何日か温かいため、元気の良いリクガメの「亀吉」

ケージの外に出してやっると、亀とは思えないほどの

ものすごい速さと勢いで餌をくれと向かってきます。

何を考えているかはわかりませんが、

彼も彼なりに亀らしく一生懸命生きていることだけは確かです。