soubakitarouの備忘録

相場、子育て(教育)、介護、病気・・・等々、徒然に書いていきます。

ツクツクボウシの季節

セミの鳴き声は、夏という季節の中の初夏・真夏・晩夏という時の流れを
抒情詩的に感じさせてくれると毎年感じる次第です。

勿論、主に鳴くセミの種類が夏の時間の移ろいに、
まさに沿うように変わってくるからでしょうが、
それぞれのセミの鳴き声が、季節を物語っている気がします。

うちの地方では、夏休みというビッグイベント(学生だけの特権?)が始まる前に、
まずニイニイゼミ(下)が鳴き始めます。
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芭蕉の句・・・「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の蝉がきっとこれです。
日差しで熱々になった石に水をかけると、「じ~っ」というような音がしますが、
鳴き声がその音にそっくりなんです。
「ああ夏が来るな~」というなんとなく夏らしい明るい雰囲気があります。
子供心に、夏休みが目前でウキウキした気分が思い出されるのかもしれません。

そしていよいよ夏休みに入った夏本番には、これらのセミが主役に・・・。
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アブラゼミ(左)とクマゼミ(右)です。
クマゼミは集団で鳴くことが多く、それはそれはうるさく、
まさに夏真っ盛りを連想させます。(暑いという不快感を助長させる力があります。)

家のすぐ近くに、大きな桜の木があって、そこで真夏の大合唱が繰り広げられます。
今年は、例年に比べるとうるささが少しだけ、小さかった気もしますが・・・。

そしてとうとうツクツクボウシ(下)が鳴き始めると、
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「ああ、夏(休み)も終わるな~」と感慨深くなる人も多いのではないかと思います。

私も、明るく眩しかった夏の思い出(そのほとんどが子供の頃の思い出ですが)が、
何だか遠くなっていくような気分で、なんとなく物悲しい気分に今でもなります。

うちの年寄りは、「涼しいよ~涼しいよ~」って鳴いて、
秋の訪れ知らせているんだとかいっていますね。

今まさに、窓の外では、ツクツクボウシが一生懸命に鳴いています。

夜歩きの際も、聞こえてくる秋の虫の鳴き声が華やかです。

さて、恒例の子供たちとの夏休み旅行は、山陰・島根地方を中心に回ってきました。
詳しくは、次のブログにでも上げたいと思いますが、良い思い出になったと思います。

気の早い話ですが、良い年末年始を迎えるため、
諸々地道に頑張らないといけないことがありますので、
そういう意味では、活動しやすい良い時期に入っていくますね。

まだまだ若いと自身を奮い立たせて、コツコツと積み重ねます。