soubakitarouの備忘録

相場、子育て(教育)、介護、病気・・・等々、徒然に書いていきます。

初心忘るべからず・・・

かなり整理していたつもりでしたが、諸々片づけをしていると、
投資を始めた初期のころ(20年近く前)の資料が出てきました。

出てきた資料は、
穀物(小豆・大豆・コーン等)、工業品(ガソリン・灯油・ゴム等)の鞘ブロックと、
林輝太郎先生の講演会資料です。

商品を始めたころは、業者に乗せられるままの、無手勝流でのコーンの方張りで、
丁度春から夏にかけての季節相場の上げにたまたま乗っかり、
結構利益がでていました。いわゆるビギナーズラックです。

しかし、林先生の著書「相場師スクーリング」に偶然出会い、
その内容に衝撃をうけ、どうしても直接お会いしたくなり、
ど田舎から当時人形町にあった、事務所に押し掛けました。
(※ハンドルネームの鬼太郎は、林先生の輝を音読みに変えたうえで
  当て字をしたものです。(^^; )

当時は、事務所では小一時間ほど、基礎的なことを話してくださり、
最終的に、「同一商品の限月間の鞘取り」を強く勧めて頂きましたので、
以来、場帳(鞘ブロック帳)と鞘グラフを書きなが、鞘取りに取り組みました。

その後、何とか自分なりに、利益を積み重ねられるようになってきかなと
思っていたところで、だんだんと板そのものがあまりに薄くなりすぎて、
商品から撤退せざるをえなくなってしまいました。

林先生も、すでにその当時は、軸足を株式相場に移されているとのことだったので、
私も商品をきっぱりやめて、株式に移りました。


いやはやなんとも懐かしい。


しかし、懐かしい資料を見て、よくよく振り返ると、
最近は基本を大事にしなきゃいけないところで、
結構いい加減なことをしている気がしてきました。
(いや、実際かなりいい加減になっている)

そこで、今更ながら、
表題の「初心忘るべからず」を念頭におきながら、
新しい銘柄に取り組んでみたいと考えた次第です。


それから、最近、何人かの相場師の方々のブログを読ませていただいてますが、
本当に参考になるというか、自分の売買を振り返る良いきっかけにもなっています。
「相場師への道」は、なかなか険しいと感じつつも、
なんだか、以前にもまして、やりがいをも感じるようになった
今日この頃でもあります。
残念ながら、林先生は鬼籍に入られて久しいですが、
勝手ながら、新たな師をえた気分で、本当にありがたいことです。
深謝しなければならないと思います。