一歩一歩

良い話ではありません。

８０歳となったうちの年寄（実母）のことです。

あたり前のことかもしれませんが、

日々少しずつではありますが、できないことが増えつつあります。

自分の親のことを褒めるのはなんですが、

嘗ては、まあちっともじっとしていないで、

感心するほどに、細々とよく働く（動く）ひとでした。

最近は、きついと言っては（私もよくいっているが・・・(^^;　）

何もせずに、横になっていることが多くなりました。

また、自分でものを片付けることが億劫になったのか、

周囲が散らかることが増え、いつも何がしか探しては諦めてる様子。

そうはいっても、まだ基本的なことはほぼ自分でできるので、

まあ遠目で様子を見ている状態です。

四半世紀以上前に、大学で学んだ専門を生かす職に就いていた私は、

親父の具合が少し悪くなったのと、

勤め先から外国駐在を打診されることを事前に察知し、

どうもそこが英語圏ではないらしいと聞いて嫌気がさし、

どうせいつかは親の面倒をみるんだからと

覚悟を決めて、転職して実家にもどりました。

その後、親父を予定通り？看取り、

今は、それこそ一歩一歩介護が必要な老人に近づきつつある

母親と一緒に暮らしながら生活していますが、

ここ一年は、とうとう来たかな～って感じることが多々・・・。(-_-)

まあ当の昔に覚悟は決めているので、

最後の最後まで自分の手で面倒みようと思っています。

ただ、子供たちがまだまだ独り立ちするのには時間がかかることが、

誤算と言えば誤算。

しかしこればかりは、授かりものだから仕方ない。(-_-)

６月ももう半分終わりました。

じわじわと本格的な夏が近づきつつあります。

動植物が好きで、昆虫を追い回していた幼少の頃の

夏のワクワク感は、今もまだ心の中に若干残っているのですが、

近年の猛暑で、体がすぐに参ってしまうので、

最低でも親より先に倒れないように、しなければなりませんね。(^-^;

やらなければならないこと、やりたいこと・・・まだまだたくさんある気がします。