soubakitarouの備忘録

相場、子育て(教育)、介護、病気・・・等々、徒然に書いていきます。

地元の首長選挙

春の統一地方選挙とマスコミでもよく取り上げられているが、
私の住む自治体も、県知事・県議会・市長等々の選挙が4月に目白押し。
 
県知事選は、現職が多党相乗りで、選挙結果を見るまでもなくほぼ決まり。
 
少しは面白味がありそうなのが、県議選のほうで、
地元選出(地元任侠団体ご推薦)の国会議員と、
党の中央本部との意見が全くかみ合わず、事実上の分裂選挙
そこに、そこそこ地盤のある他党の候補も入り乱れて、乱戦模様。
 
当選第1本命・第2本命らしい、前述の国会議員が押す候補者らは、
どちらも全く知らない人物なので、
一体どんな人なのかと、ネットで調べてみて、少々驚いた。
 
現職県議も含めて、それらの候補の個人的な情報は、ほとんど出てこない。
 
このようなご時世にもかかわらず、
個人的なHPもなければ、勿論、ブログの類などもない。
 
個人情報を厳密に保護しているからということにしても、
現職なら議員活動状況や、議会での質問など、
その仕事ぶりくらいは、少しはわかる情報の提供はあってもよさそうなものだが・・・。
 
現職県議の方は、県のHPに若干乗っていたが、
わかるのは、年齢・職業・所属委員会・事務所の住所(自宅はわからない)くらい。
 
いわゆる「県政報告」すらなされておらず、
それでも、「(具体的に何をさしているのかは?だが)過去の議員活動の実績」
があることを強調して、選挙活動をすすめているらしい。
 
おそらく、地元の人だろうから、
いったい何高校出身なんだろうとおもっていたのだか、
それも全くわからない。
 
新人候補の方もまったく情報無し。
 
きっとこんな状況のままで、選挙の公示日以降の、
選挙カーでのがなりたてる名前の連呼とポスターだけで選挙活動はおわりで、
あとは、党や地元の組織票を裏の力を使ってまとめれば、当選。
つまり、報酬や歳費で年数千万円の収入でしかも威張り散らせる
「議員先生」の誕生ということかな・・・。
 
いくら土田舎とはいへ、そして今に始まったことではないんだろうけど、
あまりに酷すぎる実態に触れてしまい、
面白そうだという興味本位の感覚はどこかに消え失せ、
暗澹たる思いのみを残した週始めでした。(-_-)