soubakitarouの備忘録

相場、子育て(教育)、介護、病気・・・等々、徒然に書いていきます。

学生時代の思い出(アルバイト)

ベネッセの問題ばかりに関わっている暇はありません・・・。
新しい週が始まりますからね。
 
しかし、今回の事件で、
大学の時(30年ほど前)に3ヶ月ほどやったアルバイトを思い出しました。
 
そのアルバイトとは、「学習教材の訪問販売」。
 
週3日ほどですが、事務所に行って、
社長が、【名簿業者】から買ってきた近隣の小学校6年生の名簿から、
3~5人の住所と名前を書き写して、その家を訪問します。
 
そうです。当時は、住民基本台帳の閲覧が簡単にできた為、
それこそ、完璧な「小6名簿」が出来上がっており、
当時から名簿業者が売買していました。
 
因みに、社長は「1軒50円するんだから情報は大事にしろ!」と
言ってた記憶があります。
 
で、実際の業務のようすは以下の通りでした。
 
地元では少し名の知れた大学の学生という身分を全面に押しだし、
「中学校からの勉強は非常に難しくなっていくから、
今から教材だけでも準備しては如何ですか?」
という売り込みで、主に30万円もする中学3年間分の教材を、
紹介していました。(他に2万円の英語カセット等)
 
確か、時給500円+出来高制(教材の契約1軒あたり1万円)で、
お年寄りがいれば、「お孫さんへのプレゼントに如何ですか?」
などと言って営業していました。
 
 
地元の大学生ということで、意外にも話はよく聞いてくれて、
中には、お茶やおやつを振る舞ってくれるところさえありました。
 
正直なところ、教材が高すぎますし、内容も私が見てもイマイチなので、
真剣に売る気はありませんでした。(時給だけでも十分だと思ってた。)
 
ところが、幾つかはホントに売れそうになり、
気の毒になって、「まずは英語カセットにしてみてはどうですか?」
と改めて提案したりしていました。
英語カセットは、中身はまあまあだったので、結構売りました。
 
 
アルバイトを3ヶ月もしたところ、そろそろ潮時かなと思っていたら、
なんと社長が、突然会社の名前も売る品物も一新し、
とてもつき合いきれないので即辞めました。
 
 
因みに、社長は元ヤクザの幹部で、その界隈では結構な顔で、
組事務所の前を通ると、若い衆がとんできて挨拶していました。
 
 
今考えると、非常に貴重な経験でした・・・。
懐かしいですね。(^_^)