子育て(1)
一時期減っていた風景・・・一面レンゲソウの花で埋め尽くされた田んぼ
レンゲ畑っていっていいのかな・・・。
最近は、有機農法というか、兎に角、人口肥料も少ないほうが良いということで、
この時期、レンゲソウの花をそこかしこに見るようになった。
田んぼで遊んでいた、半世紀前の頃は、何処の田んぼにもこの光景が見られた。
そして、収量優先で化学肥料を投入しだした(田んぼで遊ばなくなった)頃から、
このようなレンゲ畑は見なくなっていった。
あわせて、あぜ道横の水路にいた、メダカや小鮒、ザリガニ、トノサマガエル・・・
昔よく遊んだ家の裏にある田んぼが、
このようなレンゲ畑になっていたのをたまたま見つけ、
ホントに久しぶりに、あぜ道を歩いて見たら、メダカとザリガニは帰ってきていた。
見つけた時は、なんだか昔のワクワク感がふとよぎったが、
それは、自分が子供の頃の感覚。
早いもので、上の子が高校三年生になり、いよいよ大学受験生。
子育て期を振り返ってみると、
田んぼで泥だらけになって遊ぶなんてことはなかったな。
小魚やザリガニを採って、飼ってみたりはしたけれど、
子供らが自主的にということではなく、試しにやらせてみたって感じ。
恐らく、今の自分の様な「懐かしい」という感覚はもたないだろう。
しかしまあ、金食い虫とはよく言ったものだ・・・。
本人のやんどころない希望で、私立中高に行ったもんだから、
6年間で、費用はざっくり1000万程。
大学の学費を含めると、かなりの高額投資となる。
親の私は、無理してなんとかやってきたという自覚はあるが、
その感覚は、そんなにきついというものではなかったので、
問題は本人がどう思っているかということだが、どんなんだろうね。
ここまで来たからには、取り敢えず、悔いの残らないように、
自分の好きな道に進んで欲しいと切に思う。
そのための第一歩は、行きたいと思う大学へ行くことかな。
とはいうものの、なかなか難しそう・・・。
模試の判定は、良くてDだそうだ。
残りの8~10ヶ月、しっかり追い込んでいって欲しいものだ。