soubakitarouの備忘録

相場、子育て(教育)、介護、病気・・・等々、徒然に書いていきます。

年末・・・昔を振り返って・・・新しい出会いに感謝

投資を始めた頃は、取引員に電話で注文を出していた。
 
初めて手がけた株式は、以前勤めていた会社の株式。
 
当時はもうその会社を辞めて10年近く経っていたので、
勿論、インサイダーではないが、
興味があったので株価はほぼ毎日眺めていた。
たしか150k程、利益が出てちょっと驚いた記憶がある。
あまりに簡単に利益が出たからだけど、一月の残業代程度かな。
 
空売りをやってみたかったが、
必要証拠金がべらぼうに高かった。
取り引きしていた会社に確認したら、10M必要だと・・・。
 
それではということで、簡単に売りからも入れる商品に移った。
 
その頃、偶然出会ったのが、故林輝太郎先生の「商品相場必勝ノート」。
それまで色々と読んだハウツー本とは全く質が違うというか
次元の違う内容に衝撃を受けたことを今でも覚えている。
 
先生の著書を色々読んでみて、どうしても会ってみたくなり、
かましくも事務所におじゃましたのが15年程前で、
忙しい中、小一時間ほど、色々と話をして頂いた。
 
最も印象に残っているのは、
今取り引きしている商品取引会社の名前を聞かれたので答えたら、
即座に「バカ野郎!」って、怒られたこと。
 
そして、
「「交通事故にあって金が要るから」とでもいってすぐに証拠金を引き出しなさい!」
とまで仰り、
取引を続けて、少し資金が大きくなろうものなら、
危ない目に必ず遭うと厳しく忠告された。
 
当時の商品取引員は、まともに営業しているところの方が
少なかった状況を考えると、強く厳しい口調ではあったが、
真剣な話のやり取りの中での有り難い忠告であった。
 
取引以前の基本中の基本が全くなってなかったということ・・・。
 
先生の予想通り、資金の全額引き出しには時間がかかったが、
なんとか無事資金を引き出し、
信用のおける取引員(先生が実際に取り引きしていた会社)を紹介して頂いて、
そこが、廃業するまでお世話になった。
 
その後、先生のお仲間が主催されたセミナーに参加する為に
はるばる東京まで何回か出向いた。
 
 
今考えるとホントに懐かしい・・・。
 
 
で、今の自分はどうだろうか?
 
相場技術論を少しは理解していたつもりで、ホントに色々試してみた。
 
そして、どれもこれもしっくりこなかった。
 
鳴かず飛ばずというのはまさに自分にあてはまる言葉だが、
まあ、資金を減らしていない分だけマシかなと思っていた。
 
 
しかし、ここにきて、ある程度本当の意味で、本音で書かれている
何人かのブログに触れることができ、それが何だかわからないのだが、
心の中にあったモヤモヤのようなものが、おかげで晴れてきている気がする。
 
本当に有り難いことだ。
下手な(失礼)セミナーなんかより、よっぽどためになる。
 
 
今仕掛けている玉も、色々考えすぎてそして絡めすぎて、
複雑になってしまっている。
「労多くして、益少なし」の典型か・・・
いや、損失が出れば益少なしどころじゃない。
 
早々に整理した上で、少し道具を整理して、
心新たに相場に向き合っていきたいと思う。
 
 
年末にあたり、過去を振り返って、新しい出会いにただただ感謝。m(_ _)m