私たちの年金生活
やはりというか、とうとうというか、年金開始年齢の再度の引き上げが、
現実のものとなってきそうです。
まあ、消費税等の引き上げ等の絡みもあるでしょうから、
この先紆余曲折はあるでしょうね。
うちの年寄りは、亡親父の強い意向で、専業主婦をずっと続けていました。
途中、私の大学進学費用捻出の為、近くのスーパーにパートに出ていましたが、
当時の最低賃金の時給で、毎日あくせく働いていたことを思い出します。
そのおかげで、私は何とか大学を卒業することが出来ました。
今は、亡親父の遺族年金で生活しています。
住居は、私と同居しており、持ち家のローンも終わっていますので、
年寄り一人で生活するには、十分な金額だと思います。
とんでも親父のおかげで、苦労してきましたので、
余生はゆっくりと楽をさせて生活させてやりたいと思っていましたが、
私の子供(孫)の世話という予定外の仕事をしてもらっています。
まあ、まがりなりにも年金制度の恩恵を親族が受けていますので、
現行の年金制度は良しとしなければならないのでしょう。
しかしながら、やはり予想通り私たちには、
満足のいく「年金生活」は、無理なようです。
私たちの世代は、どう考えても、今の年寄りほど長生きできるとは思えません。
その上、年金開始時期が遠くなれば、年金をあてにした
老後の生活計画は、破綻すると見ておいた方が良さそうです。
一時期は、年金でオーストラリアあたりで海外移住生活・・・。
なんて考えていたこともありましたが、どう考えても無理ですね。
年金をあてにせず、生きていく決心を早くからして、
計画的に老年期を迎える準備を怠らないようにしないといけません。
たとえ定年が伸びても、今の仕事を続けるなんてとんでもないので、
今本当に考え、その対策を実行しなければなりません。
ここ暫くは、真剣に今後の実の処し方を考えたいと思います。